悲劇も極まれば喜劇となる。

 
この星に光を分かち合いに来た仲間たちへ 
 
 
今日のこの記事は、個人的な旅の記録です。
 
夜中、ハートが苦しくて目が覚めました。何だろうとハートに手を当てると、固まっていてどうしようもない感じでした。
 
『そうか』とハートの奥の魂に戻ったら、ハートの前の分厚い壁が溶けて消えて行き、『強烈に愛したい。』という思いが溢れてきました。
 
既にこの記事で書いたように、一昨日、幼い頃に封じ込められてしまった第3チャクラのパワーが解放されました。
 
そのパワーがハートに上昇して、『強烈に愛したい。』という思いになったと感じました。それは、愛とパワーの融合で、この世界に本当に望む現実を創造していく原動力だと感じます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
何と言うか、『愛とパワーの統合、これが新しい時代の現実創造なのだ。』という風に感じる出来事でした。
 
 
 

 
第3チャクラのパワーが封じ込められたのは、まだ小学校に入る前、おそらく幼稚園に入るか入らないかの頃のことでした。
 
事ある事に、父親に否定され続け、鉄筋コンクリート造りの自衛隊官舎の分厚い鉄の扉の外に締め出され続け、『自分は、ここにいてはいけない。』、『自分なんか生きていてはいけない。』そんな風に思い込み、生きる力を失ってしまっていました。
 
父親は、妻や子に自分の考えを押し付け続け、それから1ミリでも外れようなら、いつまでもその事を言い続け思い通りにコントロールしようとする人でした。
 
そして母親は、そんな父親に反抗しながらも結局は根負けし、感情を抑え込み続ける人でした。そして、父親が私に意味のないことで延々と何時間も怒り続けていても、横から口出しすると父親が余計にエキサイトして自分にまでトバッチリが来るので、そのまま放置する人でした。
 
結果、自分にとっては、誰も助けてくれる人が無く、『自分の居場所はない』、と感じる環境でした。それがやがて、『この世界に助けてくれる人は誰もいない。』、『この世界に自分の居場所はない。』という思い込みとなり、それが現実化され続け苦しみ続け、何度も何度も外に出れなくなってしまったのでした。
 
 
 
 
 
20歳を過ぎて精神世界(スピリチュアルなことを昔はこう呼んでいました。)に興味を持ち始めた頃、子供の頃の記憶は、すっかり抜け落ちていました。あまりにも辛すぎたので、潜在意識の奥に仕舞い込んでいたのだと思います。
 
そして、サトルボディヒーリングに出会い、日々、感情を癒し続けることで、段々と子供の頃のエネルギーが浮かび上がってきて、ただそれを感じている内にいろんな事が思い出されてきたのでした。
 
 
 
 
 
そして、幼い子供にとって自分は、一人では生きていけない無力な人間です。世話をしてくれる親(大人)に嫌われたり気に入られないといつも生命の危険を感じます。
 
幼い子供にとって親(大人)というのは、体も大きく、力も強く、何でも知っていて、何でもできる神のような存在です。その親にされたことが、こんなにも深く、こんなにも長い間影響を与えるものかと、改めて感じた出来事でした。
 
 
 
 
 
 
同時に、一年前に35年ぶりに実家に戻って感じるのは、『自分の父親というのは、こんなにも酷い人間だったのか!』と言うことでした。
 
正直、人並み以上に自分を癒し続け、人並み以上に深く瞑想してきた自分ですら、耐えられない感じに襲われるほどの人でした。
 
もっと率直に言うなら、『こんなにも酷い人間がいるなんて信じられない!』、そんな感じでした。そして、『自分の父親がそんな酷い人間だなんて、認めなくない。』そんな感じでもありました。
 
 
 
 
 
 
でも、しばらく前に書いた、『御心のままに』という記事の体験の後は、それまで『悲劇』だった父親のことが、あまりにも酷すぎて『喜劇』にしか思えなくなりました。
 
 
ここまで酷い父親だったからこそ、
中途半端なものでは癒されることはなく、
本当に癒されるものを探し求め続けることができたし、
 
ここまで酷い父親だったからこそ、
本当に癒されるものを見つけた後も、自分自身を癒し続けることができたし、
 
ここまで酷い父親だったからこそ、
8年癒し続けても楽にならず、
癒しを超えた次元に進むために深く瞑想することができたのですから。
 
 
 
 
 

 
こんなにも酷い父親でなかったら、
おそらく内側のことにも興味を持たず、
外側のものを追い求め続け一生を終えていたでしょう。
 
こんなにも酷い父親でなかったら、
本当に癒されるものを求めることも無かったでしょう。
 
こんなにも酷い父親でなかったら、
本当に癒されるものを見つけえも、
本気で癒し続けることはなく、
そこそこでやってるつもりになって終わったことでしょう。
 
 
こんなにも酷い父親でなかったら、
癒しを超えた次元に進むためにすべてを賭けて深く瞑想することなかったでしょう。

 

 
 
 
 

 
そして、自ら苦しみのどん底で這いずり回り、そこから自分を癒し深く瞑想することで超えた次元へと進化し花開いていく。
 
自らその体験を通り抜けてこそ、同じように苦しむ人達に対して、
 
『大丈夫ですよ。どんなに苦しみに覆われて、どんなに大変になろうとも、あなたの中に在る光は決して失われることはなく、発見されるのを待ってるんですから!』
 
と、笑顔で応えることができるのですから。
 
そういう意味で今生私は、みんなの道しるべとなる光となり、みんなの中にも希望の光が在ることを思い出してもらいたいのです。
 
 
 
 
そういう意味で、私の天命を思いだし、それを生きるために、正に最適な父親だったのです。
 
 
 
 
 
 
そして同時に、OSHOの下でもらったAmbho(アンボー、意味はLotus:蓮)という
名前もまた、私の魂の質を深く観ぬき与えられた正に本名だと感じます。
 
蓮は、暗い水の底を這いずり廻り、そこから遥か頭上にある光にへ向けて延々と伸び続け、やっと水面に出て、さらに上へと伸び続けやっと花開くのですから。
 
 
 
 
 
 
 
 
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
あなたの中に在る愛が輝きだし、満たされて幸せでありますように。
あなたの周りの人たちも、満たされて幸せでありますように。
 
 
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