外に迎えば拡散し訳がわからなくなるけれど、原因である内側のエネルギーに気づいて癒せばいい。

たまに、『ある人に「先祖の霊のせいで苦しんでいるから供養した方がいい。」と言われたんですが・・・』と訊かれることがある。
そういう時は、それについてあなたはどう感じますか?と訊くしかない。
 
そう言えば、子供の頃に山にクワガタ取りに行ったあと、原因不明の喘息のような発作が続いたことがあった。
大きな病院であれやこれやと調べてもらっても原因不明。
発作が出ると飛び上がるような勢いで咳が出続けていた。
 
そして、両親がお世話になっている人にお経をあげてもらったら、憑き物が取れたように楽になった。
その時から、霊柩車や幽霊が怖くなった。
 
そして時は流れ、体が壊れて死にかけて、サトルボディヒーリングに救われ、トレーニングを続けるなか、
カルマの解放というトレーニングがあつた。
 
その中では、過去生で起こった出来事によって生じた傷や感情やブロックをいかに癒すかということを探究した。
 
その時、講師のリーラに
「実は子供の頃に、霊に取り憑かれてお祓いをしてもらってなおったのですが、そういうことはありますか?」
と、質問した。
 
返ってきた答は、
「あなたがそういう経験をしたなら、そういうこともあるでしょう。
でも、私たちは中心ではひとつです。
そういう霊がいるとしても、そういう霊とも中心ではひとつです。」
それを聴いて、30年以上抱えていた見えない霊に対する恐れが消えた。
 
そして今はこう感じる。
部屋の中に砂糖をこぼしたままにしておいたら、アリが集ってくる。
でも、砂糖をきれいに片付けたら、アリは集ってこない。
もし霊に取り憑かれたとしても、取り憑かれる原因のエネルギーに気づいて癒して、中心から湧き出す光に満たされて幸せになればいいのではないですか?