氣づきと思考の落差に苦しむときの過ごし方

■氣づきと思考の落差

 

旅が進んで氣づきが深まるに連れ、

・氣づきに気づいている時

・思考との同一化に戻った時

この落差に苦しむようになります。

 

 

それは、

進化し上昇するほど、

落ちた時のショックが大きかったり、

進化し加速するほど、

ぶつかった時のショックも大きい

というのと同じです。

 

 

この時期、

そのあまりの落差の激しさに、

身悶えるほど苦しんだり、

間違った方に進んでいるのではないかと思えたり、

メゲそうになるし、

投やりになってしまうかもしれないし、

もう人生を終わりにしようと思うかも知れません。

 

 

でもそれは、

悪いことが起こっているのではなく、

まだハッキリと理解していないところを

ハッキリと理解するチャンスなのです。

 

 

なので、諦めることなく

氣づきに戻り続けることを

強くお薦めします。

 

本当に、それ以外に

答は無いのですから。

 

 

 

 

 

また、

いろんなものが癒され氣づきが深まると、

奥底に隠れていた大物が浮かび上がって来ます。

 

すると、

瞬時に思考との同一化に戻ってしまい、

その事にすら氣づけなかったりします。

そして、その落差に苦しむようになります。

 

 

 

 

 

私にとっての大物は、

 

「自分が何なのかわからない。

 自分がどうしたいのか分からない。

 だからどうしようもない。」

 

というものと、

 

「父親のせいで俺の人生は滅茶苦茶だ。

 何もかもがどうしようもない。

 俺は、お前のせいで死ぬしかない。

 もしくは、

 だから、金(慰謝料)を出せ。」

 

というようなものでした。

 

 

 

 

父親に対して、父親のせいにして、

自分で自分をダメにして不幸でいることで、

復讐しようとしていました。

 

「それは変だ」と思いながらも辞められない。

そんな感じでした。

 

 

これらは、強力な感情も伴っており、

鼠径部の違和感として肉体的にも現れており、

より強力に影響されていました。 

 

 

なので、これらが出てきた時、

思考と感情に同一化していることに全く氣づけず、

瞬時に自動的にゲームオーバー!

となってしまっていました。

 

 

 

 

 

■氣づきと思考の落差から抜けだす方法

 

その落差から抜け出すには

どうしたらいいのでしょうか?

 

そのためには先ず、

「思考と感情との同一化に戻っている。」

と氣づくことです。

 

そして、

「ああ、これも単なる思考と感情(感覚)なんだ。」

と氣づくことです。

 

そして、氣づいたという事は、

もう同一化から離れ始めています。

 

 

そして、速やかに氣づきに戻るのです。

 

そして、思考にはただ氣づいて離れて、

感情(感覚)を感じ、

感じていることに氣づいているのです。

 

すると、溶けて消えて行きます。

 

 

これを繰り返す内に、

氣づきに寄り添う力が強くなっていきます。

すると、離れてもすぐに戻る事が

できるようになっていきます。

 

 

 

ここで注意してほしいのは、

折角氣づいたのに、

「何で離れたんだ!」

とか、

「また離れてしまうなんてダメじゃないか!」

という風に自分を責める

思考の策略に載らないことです。

 

この思考の策略に載ってしまうと

せっかく氣づいたのに、

また思考との同一化に戻ってしまいます。

 

ほんと思考は油断も隙もあったものじゃないです。

すぐに逃げだす牛のようなものです。

 

 

 

 

 

さらに氣づきに寄り添う力が強くなると、

氣づきから離れ難くなっていきます。

 

これは、ウェイトトレーニングのようなものです。

最初は5kgでトレーニングしていたのが、

神経と筋肉が成長するにつれて、

10kg、15kgとだんだん強くなっていきます。

 

そんな時100kgの大物が出てくると

瞬時にどうしようもなく潰れてしまいます。

 

でも、50kg、75kgと筋力がアップしてくると、

100kgの大物が出てきても

前のように簡単には潰れなくなります。

 

そんな時にウェイトトレーニングの技法で言う

チーティングというテクニックを応用すると

助けになります。

 

これは、自力では足りない部分だけ

人にサポートしてもらうことで、

目の前の問題をクリアし

よりパワーアップすることができます。

 

 

 

 

 

速やかに氣づきに戻る力は、

引力と見てもいいかもしれません

氣づきが大きく育つほどに

その引力も強まります。

 

すると、氣づきから離れてしまっても、

離れたと氣づいた瞬間に

その引力で戻れるようになります。

 

そしてさらに強まると、

氣づきから離れ難くなります。

 

 

そして、苦しみの原因は

思考と感覚(感情)なんだ。

ということを思いだすことです。

 

 

 

 

 

ここに書いてあることは、

言葉を頭で分かったと思う

ためのものではありません。

 

実際に体験して意識が理解する

ためのものです。

 

 

そして、

『自分一人では体験できないけど、

それを体験したい。』

と思う方は、

こちらのメニューでサポートします。