心地よくない感情を溶かそうとすることで、感情が溶けることを妨げています。
どんな感情であれ、ただハートで受け入れられ愛されることを必要としています。
しかし、この感情は嫌だから溶かそうとする時、それはその感情をそのまま受け入れてあげているでしょうか?
「嫌だ、溶けてくれ!」とか、「嫌だ、消えてくれ!」、と思う事は、その感情を受け入れているのではなく、拒絶しています。
その拒絶が、感情が溶けることを妨げています。
そして、感情を受け入れようとか感じようとしても、どうしていいのか分からないでしょう。
なぜなら、感情を感じることをしてこなかったから、感じようとして考えてしまいます。
そして、感情について考えることで、余計に昔のことを思い出したり、未来のことを考えてしまいます。
そして、それが今目の前で起きているかのように錯覚し、それについてのさらに感情が活性化してしまいます。
感情が活性かすると、さらにいろんなことを考えてしまいます。
すると、さらにいろんなことが今目の前で起こっているかのように感情がさらに活性化してしまいます。
この感情と思考の無限に続く連鎖反応が、苦しみの原因です。
それは、目の前に何も起こっていなくても、瞬間的にパニックになったりしてしまいます。
ですから、感情を感じようとか、受け入れようとする前に、感じ受け入れるためのハートを準備してあげる必要があります。
ハートに繋がることで、自然と思考との同一化から離れることができます。
思考との同一化から離れることで、あの感情と思考の連鎖反応の無限ループから解放されます。
それだけでも、ホッとします。
そして、さらにハートの奥深くにくつろぐなら、そこには何が起ころうとも決して失われることのない安らぎ、平安、静けさがあります。
そして、ハートが強く大きく成長するなら、感情がどこにあって、どんなエネルギーなのかを感じて、癒してくれるようになります。
どんな色で、どんな形で、どんな感触で、どんな温度で、どんな動きなのかと言ったことをエネルギーとして感じることができるようになります。
そして、ハートの変容のパワーが、それを癒してくれます。
すると、それが溶けて消えていくのです。
どんなエネルギーでも、癒されないものはありません。
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